4月5日 広い草原を進むと、キバネツノトンボが飛んでいました。この草原の春の昆虫のひとつです。そして、もうひとつの春のセセリチョウ、 ギンイチモンジセセリ を見つけました。 ギンイチモンジセセリ は、枯れ草の上を弱々しくと言うより、しっかりと飛び続けていました。今日は、広い草原の広範囲で見つけることが出来ました。

4月21日 いつもの林に行きました。草地に出ると ギンイチモンジセセリ が弱々しく飛んでいます。今の時期、必ず会える ギンイチモンジセセリ ですが、出合うとつい目がそれを追ってしまいます。今日は天気が曇ってきたので、翅を広げる機会が多くなりました。この小さなセセリチョウが、食草や近くの枯れ草の間を緩やかに飛び続ける様子は、可愛い蝶だなといつも思います。

4月13日 いつもの林に行きました。草地の方へ ギンイチモンジセセリ を探しに進みました。 ギンイチモンジセセリ は数頭飛んでいますが止まりません。お昼少し前の強い太陽に照らされて、じっと我慢して止まるのを待ちました。なお、前回より少し数が増えてきたような気がしました。

4月6日 いつもの林に午後から行きました。足元の草も新芽が出て、南東のさわやかな風が気持ち良いです。河川を見下ろすところで、ギンイチモンジセセリ を見つけました。まだ、この1頭でしたが、これからも増えると思われます。今年最初のワンチャンスでした。

8月28日 いつもの林に行きました。河辺に近い道を進むと、今日も ギンイチモンジセセリ に会いました。春先に見られたような連続的に飛び続けることなく ギンイチモンジセセリ は近くの草に止まります。この暑さでは、飛ぶのも大変なんでしょう。飛びながらちらっと見える濃いこげ茶色の翅と、弱々しく見える飛び方は、この蝶の特徴と魅力だと思います。

8月26日 久しぶりに、市内のいつもの林に行きました。野生のニラの花も咲き始め、季節が進んでいるのが分かります。頭の上から太陽の強い照りを感じます。歩いていると、ギンイチモンジセセリ が飛び出しました。そっと後を追って行くと、太陽を避けるようにして止まりました。小さな体で暑い草地をしっかりと飛ぶ様子を見ると、たくましく思えました。

4月9日 いつもの林に行きました。良い天気ですが、北西の風が強く吹いています。ギンイチモンジセセリ が居る場所の枯れ草が、風で大きく揺れています。従って、小さな ギンイチモンジセセリ の飛んでいる姿は見られません。しかし、枯れ草の中をよく見ると、風を避けるように ギンイチモンジセセリ が居ました。そして、風の吹かない一段下がった窪地では、 ギンイチモンジセセリ がいつものように飛んでいました。

風があたらない窪地では、いつものように飛んでいました。

4月6日 いつもの林に行きました。晴れていますが、時折雲が出て太陽を隠します。そして、冷たい東寄りの風が弱く吹いています。毎年、今の時期に現れる ギンイチモンジセセリ を探しながら、広い草原を歩きましたが、なかなか見つかりません。15時近くなって、やっと ギンイチモンジセセリ を見つけました。はじめは翅を広げていましたが、やがて枯れ草の中に入り留まるようになりました。